色落ちのメカニズム

インディゴは摩擦や洗濯により色が落ちていきます。体に合わせて皺が刻まれ、動いた時の摩擦により徐々にアタリが生まれます。濃淡のあるデニムの色落ちを楽しむには、なるべく穿き込み、しっかり皺を定着させる事が重要です。過度な洗濯を行うとアタリも安定せず全体的にフラットに色が抜けます。

インディゴの注意

染着力の弱いインディゴは摩擦により、色落ちだけでなく色移りもおこります。インディゴは50℃で色が動くので、汗や雨、湿気などの条件が揃う梅雨~夏場は、より他の衣料品に移染しやすくなりますので要注意です。また紫外線の強い時期に長時間外に干すと日焼けや変色の恐れがあります。すぐ使用しない場合などは通気性があり、日光の当たらない場所で保管すると品質を保つ事ができます。