インディゴ染料

一般的にブルージーンズに使用されている染料で今では「藍」の主成分を人工的に製造した合成インディゴが一般的に使用されています。 またインディゴはそのままでは不溶性なため、顔料として使うこともあります。染色の際はインディゴをアルカリ剤と還元剤を用いることで一旦溶かし染めます。その後インディゴは空気に触れることで酸化し青色に発色します。 染着力が弱く、染色を繰り返すことで濃色になります。

UESのデニムはインディゴロープ染色で糸を染めています。
この手法はロープ状に束ねた糸を染料の液槽に浸け、空気に触れさせ酸化をさせる、を繰り返します。ロープ状に束ねている為、糸の表面しか染まらず中心は白いまま残ります。(芯白)この糸をデニムのタテ糸に使うことで穿きこんだときに自然な色落ちと青と白のコントラストが生まれます。