2016年7月25日 (月) 15:30時点における最新版

ジーパンと同じくデニム素材で作られたジャンパー、ジャケットのこと。ジーンズに合わせる労働用上着として製造されたのが始まりです。日本の古着輸入業者が整理分類するために大きく年代順にファースト、セカンド、サードなどの呼称が便宜的に付けられ浸透しました。

ファースト・・・ワークウェアとして機能性重視。腰部にシンチバック採用。前身頃にアクションプリーツ 。シルエットが若干ルーズ。フロント胸部のポケットは左側のみ。袖にはリベットが打たれている。[オンラインショップでファーストタイプのジージャンを見る]

セカンド・・・ファースト同様に前身頃にアクションプリーツ、袖にはリベットが打たれている。戦後登場したセカンドはファーストに比べ、ファッション性が高まった。主な違いはシンチバックの廃止、前身頃のポケットの増加で、ポケットは左右両方に装備された。シンチバック廃止後、代替としてボタンアジャスターが採用される。このボタンアジャスターは後のモデルまで引き継がれている。

サード・・・ジージャンとしては一番ポピュラーな形であり、多くのメーカーがこの型を出している事からもファンが多いデザインである。前身頃のアクションプリーツは無くし、胸ポケットからウエストにかけてフロント左右にＶ字状のヨークが入っている事がデザイン上の特徴。従来のジージャンよりも釦がひとつ多くなっている。袖のリベットは廃止。[オンラインショップでサードタイプのジージャンを見る]